「私が、あんたの相棒になる。拒否権はないわよ!」
それが、最強Sランク武偵・アリアと、ただの(と自称する)高校生・遠山キンジとの始まりだった。
だけど読者はすぐに気づく。
これは、ただのガンアクションじゃない。心を撃ち抜かれる、“超弾速”ラブアクションであることに。
『緋弾のアリア』(著:赤松中学)は、異能×銃火器×学園ラブの全てが“極端に濃密”な傑作シリーズだ。
武偵――武装探偵という存在が国家公認の戦力として存在する世界。
犯罪の凶悪化に対抗するため、彼らには銃の所持・使用が許可されている。学園都市東京武偵高校では、10代の少年少女たちが“武偵”になるために日々修行を積んでいる。
だが、主人公・遠山キンジはすでに“引退”を決めていた。
武偵としての過去に傷を持ち、平凡な日常を望んでいた彼。
そんな彼の前に、突如として現れたのが、Sランク武偵にして“超A級ツンデレ美少女”のアリア=H=カーネット。
彼女がキンジの自転車に“銃を突き付けて”乗り込んできた瞬間から、平凡などという言葉は吹き飛ぶ。
キンジの特殊能力《ヒステリア・モード》が覚醒するたびに、物語は加速し、銃声と恋心が同時に火を吹く。
アリアのツンデレぶりは、“まさに教科書的”。
- 「あ、あんたのことなんて、別に信じてないんだからねっ!」
- 「ちょっとは褒めなさいよ! 相棒なんだから!」
だが、戦場では誰よりも頼もしく、冷静な判断と卓越した射撃技術で敵を撃ち抜いていく。
この“戦場と日常のギャップ”が、アリアというキャラを唯一無二にしている。
そして最新刊では、「ジュスト」を巡る謎がより深く展開。
ベレッタ姉妹の戦い、ヒーローの能力をコピーする敵たち、偽ヒーローたちとの総力戦。
アリアとキンジだけでなく、読者までも息をつけぬ展開の連続だ。
さらに、人気キャラたちの再登場や、意外なキャラの“裏の顔”も描かれ、シリーズファンにはたまらない構成。
読みどころは、やはり“キンジの成長”。
かつてはただ逃げ出したかった武偵の世界に、今では彼が“仲間を守るため”に自ら飛び込んでいく。
アリアに引っ張られていた彼が、今では彼女を守る側へと変わっている。
そして、二人の間にある“信頼”が、時に甘く、時に切なく、そしてどこまでも強く物語を支えていく。
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銃を持って戦う女子高生?
異能で強化された男子高校生?
ありがち? そう思った人こそ、読んでほしい。
アリアたちが見せてくれるのは、“テンプレの向こう側”にある、“熱”だ。
撃って撃たれて、そのたびに誰かを守って。
でも、一番痛いのは心だってことを、僕らは知っている。
だからこそ、『緋弾のアリア』は止まらない。
――君の鼓動が、トリガーになる。


